第22回シンポジウムを開催しました。            2025年7月14日

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 令和7年7月6日(日)、養命酒製造株式会社駒ヶ根工場 講堂(駒ヶ根市)において、「伊那谷の多様な農林資源の活用と地域の可能性」をテーマに、伊那谷アグリイノベーション推進機構第22回シンポジウムを開催しました。参加者は、一般の方々,学生,企業,官庁,行政及び教育研究機関の70名でした。
 向山孝一機構長(KOA株式会社取締役会長),伊藤祐三駒ヶ根市長の挨拶の後、「これからの地域づくり・むらづくりに必要なこと ~農村計画学の視点から~」、「くらすわの森:すこやかな体験を創出する森づくり」について講師2名からの講演があり、パネルディスカッションや質疑応答が交わされ、多様な農林資源の活用と地域の可能性について理解を深める良い機会となりました。
 また、同日開催として、当機構会員企業等の活動紹介や助成採択課題(研究)等のパネル展示も行われました。


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 向山機構長は、開会挨拶の中で、「これまで多くの皆様にご支援を賜り、当機構のシンポジウムも22回目となる。このシンポジウムは、伊那谷の教育研究機関等の『知(シーズ)』を披露していただき、地域の新しい発展に結びつける場として、産学官の連携で運営してきている。古代から続く『ふるさとの持つ魅力』について一つ一つの価値を皆さんとより高め守っていく集いとして、このシンポジウムを中心に、引き続き当機構が、このような場を提供していけたらと思う。」とお話しになりました。



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 駒ヶ根市 伊藤市長は、開催地の代表としての挨拶の中で、「駒ヶ根市は、伊那谷最大の観光地『中央アルプス』を中心に、観光客が年間100万人集まります。このシンポジウムの会場である養命酒製造株式会社駒ヶ根工場に、昨年秋新しい施設『くらすわの森』がオープンしました。こちらにも、中央アルプス山麓周遊バス『さんさんバス』の停留所の一つがありますので、更に多くの方々に訪れていただきたい。本日のテーマである『多様な農林資源』について、これからのあり方について皆さんと一緒に考えていきたいと思う。」とお話しになりました。



●基調講演
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 内川義行先生(信州大学農学部 准教授)は、「これからの地域づくり・むらづくりに必要なこと ~農村計画学の視点から~」と題して、『農村計画学』としてR6能登半島の災害調査研究から見えてきたこと、農村における新たなコミュニティ形成、地域づくりの考え方、地域の『価値』の再考と持続的農村の条件についてお話しになりました。






●企業講演
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 田辺章二氏(養命酒製造株式会社 執行役員)は、「くらすわの森:すこやかな体験を創出する森づくり」と題して、養命酒製造株式会社駒ヶ根工場のこれまでの取り組み、森づくり(森林整備)についてお話になりました。また、昨年10月にオープンした『くらすわの森』について紹介されました。






●パネルディスカッション
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テ ー マ:「多様な農林資源の活用と地域の可能性」
座  長:竹田謙一先生
パネラー:伊藤祐三駒ヶ根市長、内川義行先生、田辺章二氏








●パネル展示
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