平成30年度総会を開催しました。         2018年6月14日

    向山機構長
    向山機構長
 平成30年5月25日、信州大学農学部大会議室(南箕輪村)において、平成30年度伊那谷アグリイノベーション推進機構総会を開催しました。会員団体や関係者ら約40名が出席しました。
 総会では、向山孝一機構長が「本機構の活動は多岐にわたってきており、企業・行政とのコラボレーションも多くなってきている。これらの活動をまとめて管理・運営していくことが重要となってきている」と挨拶。
 議事に移り、竹田謙一事務局長補佐が、平成29年度の事業内容・決算について「平成28年度までの勉強会を改めて、薬草・薬木,スマート農林業,菌類,市田柿,景観・酪農,健康・長寿の6つの勉強会を立ち上げた」と報告。平成30年度の事業計画では「重点課題を3つとし、6つの勉強会の各活動を通じて、将来有望と思われる伝統作物の探索、新産業に結びつく資源及び未利用資源の調査・研究をより一層進める」と発表説明しました。
【3つの重点課題】
(1)6勉強会(薬草・薬木,スマート農林業,菌類,市田柿,景観・酪農,健康・長寿)の活動をさらに進め、それぞれの産業化の探索。
(2)既存の農林産物資源及び未利用資源の調査・機能性探索を進め、その有効活用の可能性、さらには6次産業化の探索。
(3)シンポジウム等による情報発信と訪問等により会員間のマッチングを図り、会員による産学官共同のプロジェクト研究の推進。また、この共同研究をより加速するために研究費用の助成(2件)。
 また、本年は役員の改選年であるため、現役員を「再任」し、新役員(任期2年)としました。
 議案は、出席会員の過半数以上の賛成をもって全て承認されました。

 伊那谷アグリイノベーション推進機構は引き続き、地域の農林畜産業,食品産業や観光業において、「健康・長寿県」の強みを活かした新たな産業創出のために、本機構の趣旨と主体性を発揮しながら、他機関や組織等と協働・連携に努めます。

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