第14回シンポジウムを開催しました。            2017年8月17日

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 平成29年8月4日、南信州・飯田産業センターにおいて、「食品と健康について」をテーマに、伊那谷アグリイノベーション推進機構第14回シンポジウムを開催しました。参加者は、一般の方々、学生および企業、官庁、行政、教育研究機関の約100名でした。
 向山孝一機構長(KOA株式会社 代表取締役会長)と飯田市 佐藤健副市長、飯田メディカルバイオクラスター 萩本範文代表、信州大学 中村宗一郎理事・副学長の冒頭の挨拶の後、生活習慣病と食事療法、伝統食品である凍り豆腐について講師2名からお話を聴き、その効果と活用法について一緒に考えてみる良い機会となりました。

 向山機構長は、開会挨拶の中で、信州大学農学部・長野県看護大学・飯田女子短期大学等教育研究機関の研究内容と、伊那谷の自治体・企業・各種団体等の知見を、地域の活性化に繋げようと当機構を立ち上げ、会員数は現在60余となっている。シンポジウム等の開催・活動をきっかけに、会員間での共同の取り組み・展開が広がっている。本日のシンポジウムが、「健康長寿」,農林畜産業・食品生産業に関して、教育研究機関等と地域の皆様との情報共有の場になればとお話しされました。

 飯田市 佐藤健副市長は、開催地挨拶の中で、今回のシンポジウムは、地元の教育研究機関・食品メーカーによる講演・事例報告となるが、全国的にも注目されている内容であるので、それをこれからの生活に活かしていっていただきたいとお話しされました。

 飯田メディカルバイオクラスター 萩本範文代表(多摩川精機株式会社取締役副会長)は、共催者挨拶の中で、この地域で「メディカル」・「バイオ」・「アグリ」分野のプロジェクトが立ち上がり、新しい産業に繋がっていくことを嬉しく思うとお話しされました。

 信州大学 中村宗一郎理事(研究、産学官・社会連携担当)・副学長は、大学の果たす役割として、地域と密接に連携していくことが欠かせなく、当機構の役割も大きいとお話しされました。


 講演および事例報告では、
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 友竹浩之先生(飯田女子短期大学 教授)は、「生活習慣病と食事療法」と題して、重症化する前の「生活習慣病」の段階での食事の摂り方についてお話しされました。








 石黒貴寛氏(旭松食品株式会社 食品研究所)は、「最新科学が伝統食品の謎を解明!?ここまで分かった凍り豆腐の秘密」と題して、「凍り豆腐」の効用・効果についてお話しされました。







休憩時間には、『凍り豆腐』を使った料理やお菓子の試食も行われました。
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