第12回シンポジウムを開催しました。            2016年7月27日

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 平成28年7月21日、飯田市鼎文化センターにおいて、「健康長寿を楽しむ伊那谷でのツーリズムの可能性」をテーマに、伊那谷アグリイノベーション推進機構第12回シンポジウムを開催しました。参加者は、一般の方々および企業、官庁、行政、教育研究機関の約100名でした。
 向山孝一機構長(KOA株式会社 代表取締役会長)と飯田市 代田昭久教育長、飯田メディカルバイオクラスター 萩本範文代表の冒頭の挨拶の後、健康な身体づくりと伊那谷の地形・地域食材がどのように活かされるのか講師2名からのお話を聴き、身近な問題として一緒に考えてみる良い機会となりました。

 向山機構長は、開会挨拶の中で、今回は「健康長寿」に関して“身体を動かすこと”・“食事”についての講演と事例報告をお聞きするが、次回以降のシンポジウムでも、当機構会員の教育研究機関で研究をされている先生方からお話をお聞きし、様々な研究と地域の結びつきを図り、新規産業等へと展開していけたらとお話しされました。

 飯田市 代田昭久教育長は、開催地挨拶の中で、今回のシンポジウムをきっかけに、更に、産官学で新しい産業が興る機会になればとお話しされました。また、地域住民における地元認識を深め、地域の発展・活動に関心を持って参加することの必要性をお話しされました。

 飯田メディカルバイオクラスター 萩本範文代表(多摩川精機株式会社 代表取締役副会長)は、共催者挨拶の中で、当機構と当クラスターの食品系分科会との協働と、地元食材・機能性食品を利用し、循環型社会形成を目指した新しい産業の創出についてお話しされました。

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講演および事例報告では、
 能勢博先生(信州大学大学院 医学系研究科 教授)は、「インターバル速歩の新しい健康サービス産業創造への可能性」と題して、インターバル速歩の効果について、また、これからの産業創出についてお話しされました。



 長沼昭子氏(食工房 十三の里(とさのさと) 代表)は、「配食サービス 食工房 十三の里 の取り組みから   『何か』は地域の『宝』になりうるか」と題して、地域に有るモノ(地域食材・人材)を活かした活動と今後の課題についてお話しされました。